クアラルンプールで開催、MARVEX参加報告
No.708 2025年11月
2025年9月9日~12日にマレーシア・クアラルンプールコンベンションセンターにて開催されたMARVEX2025(マレーシア展示会)に当工業会が招待され、併催イベントのMARVEXフォーラムにてパネルディスカッションに登壇しましたのでご報告いたします。
- MARVEX 2025概要
MACRA(マレーシア空調冷凍工業会)、IEM(マレーシア工学会)共催の展示会併催のシンポジウム。毎年開催されており、今回は第4回目となった。
・展示場の総面積:8,500m2(うち、35%程度はIEMの出展)
・出展:250社・団体(同上)
・来場者:13,800人(目標)に対し、14,100人(実績)
参考)HVAC&R Japan 2024東京ビッグサイト:17,000m2、151社、33,500人

写真1:展示会場外観
展示の印象は、各小間の幅が小さいためか、大規模の機器展示はほぼ無く、比較的コンパクトな印象。日本、中国、韓国を中心に、海外からの機器展示に加え、中国の部品メーカの出展も目立った。冷媒転換の訴求は一部に限られるものの、冷媒回収・再生の取組み事例の展示もあった。
写真2:オープニングセレモニー
オープニングセレモニーには、副総理大臣(エネルギー転換担当大臣兼務)らも臨席し、盛大に行われた。
- MARVEX Forum(第1回 ASEAN-中日韓米パネルディスカッション)
シンポジウムの一つとして、展示会場内特設ブースにて開催され、国際部 波多野がパネリスト参加した。
日時:9月10日(水) 10:45-12:00
参加者:Stephen Yurek氏(AHRI、座長)、Zhibo Chen 氏(CRAA、MIDEA)、Chriteen Kim 氏 (KRAIA)、波多野(JRAIA)、Peter Tan 氏(MACRA)
Worewan Wanwil 氏(タイ大使館)
構成:AHRI Stephen Yurek氏がリードし、各国に固有のトピックスについて最新動向や見解を求める形式で進行。テーマは「スマートビル、AI/IoTの標準化」ではあったが、日本に対しては特に効率向上の側面にスポットが当てられ、日本の省エネ法トップランナー制度の最新動向や課題、業界の対応について説明。

写真3:パネルディスカッション

写真4:パネリスト集合写真
以上
