タイ・バンコク MOP36にて環境省主催のサイドイベントにてプレゼン発表
No.701 2024年11月
2024年10月タイ・バンコクにてUNEP(国連環境計画)が主催するモントリオール議定書締約国会合MOP36(第36回モントリオール議定書締約国会合)の会期中、10月31日 (木)に環境省・OECC主催のサイドイベントが開催されました。同サイドイベントにおいて、当工業会もプレゼン発表しましたのでご報告いたします。
写真1:会場の様子
サイドイベントでは、冒頭、環境省香具室長(写真2)から、日本政府の取り組みであるIFL活動を説明、日冷工からは国際部長の波多野より日本のHFC削減目標達成に向けたホリスティックアプローチの重要性についてプレゼン発表しました(写真3)。
写真2:環境省香具室長
写真3:日冷工 波多野部長
続いてマレーシア環境省やベトナムの学会関係者(写真4,5)よりLRMの取組みを紹介、最後にゲンバNext社から冷媒の電子トラッキングシステムの仕組みをロールプレイ形式(写真6)で説明されました。
写真4:マレーシア環境省関係者
写真5:ベトナムの学会関係者
写真6:ロールプレイ形式
各国オゾン担当官ならびに業界関係者 約40名が出席され、質疑応答からは日本の取組みに対する関心の高さがうかがえました。
なお、今回のMOP36本会議前日の10月27日には、モントリオール議定書の目標達成に向けた冷媒のライフサイクルマネジメント(LRM: Life cycle Refrigerant Management)の重要性に関する締結国の認知度向上の為、ワークショップ(写真7)が開催され、LRMのテーマが注目されました。
写真7:ワークショップ
また、MOPの本会議は、10月28日~11月1日の5日間に及ぶ会議に、各国省庁代表や業界関係者等約670名が出席、オゾン層保護に加えてHFC削減を推進すべく、7月のOEWG46(公開作業部会)の事前協議結果を継続審議しました。
本会議の継続審議案件は、引き続き来年7月に開催予定のOEWG47で継続検討される予定です。
写真8:OEWG46の様子
以上
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