株式会社ノーリツ
No.701 2024年11月
2024年5月の理事会において正会員として承認され、2024年6月より当会会員となった株式会社ノーリツをご紹介します。
<会社紹介>
ノーリツは、住宅設備機器メーカーのパイオニアとして日本初のガス風呂釜をはじめ、画期的な温水機器等をリリースし、お湯のある快適な暮らしの創造に貢献してきました。
「お風呂は人を幸せにする」を創業の原点に、お湯を沸かす会社から「新しい幸せをわかす会社」を目指し、温水空調分野・厨房分野・施工/アフターサービス分野に事業を展開しています。
社会・環境課題と事業課題の融合による「Q+ESG経営」を進め、企業価値向上を目指していきます。
Q(品質)
メーカーの最重要課題と位置づけ、設計・生産・施工全てのフェーズで継続的な品質向上に努めています。
E(環境)
「製品使用によるCO₂削減」「事業活動におけるCO₂削減」の両輪でカーボンニュートラルの実現に貢献していくほか、生産活動に伴う廃棄物の削減、使用済み製品におけるリサイクルの拡大、さらには、サーキュラーエコノミー、カーボンオフセットサービスを利用した森林育成・生物多様性の保護などにも注力していきます。
S(社会)
高齢者の入浴事故を防止する見まもり機能や衛生ニーズの高まりに対応した除菌機能搭載の給湯器、共働き世帯の家事負担を軽減するマルチグリル搭載コンロなど商品・サービスを通じた社会課題解決に努めています。また、人的資本をさらに高めていくために、従業員エンゲージメントの向上、次代を担う人材の育成やダイバーシティの推進、働き方改革、健康経営などの取り組みを積極的に進めていきます。
G(ガバナンス)
取締役会の実効性評価の深化、スキル・マトリックスやサクセッションプランとの連動、役員報酬制度への中期インセンティブ導入を検討するなど、意思決定の迅速化とともにガバナンス機能の強化を進めてきました。今後も気候変動リスクに対する情報開示や取締役会の多様性確保など、改訂コーポレートガバナンスコードへの対応にも努めていきます。
<基本情報>
社 名 | 株式会社ノーリツ |
設 立 | 1951年3月 |
本社所在地 | 〒650-0033 神戸市中央区江戸町93 栄光ビル |
資 本 金 | 201億6700万円 |
代表取締役社長 | 腹巻 知 |
従 業 員 数 | 2,083名(単体)、6,280名(連結)2023年12月31日現在 |
事 業 |
|
事 業 所 |
本 社 :神戸 |
<沿革>
1951年 | 神戸市元町に能率風呂工業(株)を設立 |
1954年 | 本社を神戸市中央区の明海ビルに移転 |
1956年 | 研究所を兵庫県工業奨励館内に設立 |
1960年 | 研究所を神戸市須磨区に建設し移転 |
1962年 | 明石市西江井ヶ島に明石工場を建設、自社生産を開始 |
1968年 | 社名を「(株)ノーリツ(NORITSU)」に変更 |
1972年 | 明石工場がJIS表示許可工場に指定される |
1983年 | 東京ノーリツサービス、近畿ノーリツサービスを設立 |
1984年 | CIを導入し、企業ロゴマークを変更、同時に英語表記を 「NORITSU」から「NORITZ」に変更 |
1986年 | 明石市南二見に中央研究所を建設 |
1990年 | 明石本社工場・総合研修センターを建設 |
1993年 | 中国上海市に合弁会社「上海水仙能率有限公司」を設立 |
1995年 | 阪神大震災で本社を置く明海ビルが倒壊、現在の栄光ビルへ |
1996年 | 品質管理システムの国際規格ISO9001の認証取得 |
1997年 | 環境管理システムの国際規格ISO14001の認証取得 |
1999年 | サービス会社と施工会社を合併・統合し、ノーリツテクノサービス (エヌティーエスに商号変更)を設立 上海水仙能率有限公司を上海能率有限公司に社名変更 |
2001年 | ハーマン、ハーマンプロと業務提携し、出資 |
2002年 | 米国カリフォルニア州にノーリツアメリカを設立 |
2004年 | 能率香港/能率(上海)住宅設備有限公司設立 |
2005年 | 能率(中国)投資有限公司設立 |
2006年 | ノーリツ欧州事務所設立 特例子会社エスコアハーツ設立 |
2007年 | TOTO(株)と業務提携 中国上海に2番目となる新工場が竣工 |
2008年 | ブラジル市場へ本格進出 |
2009年 | ガス石油機器業界で「エコ・ファースト企業」の初認定を受ける |
2011年 | 新エネルギー商品研修センター竣工 環境機器開発センター竣工 |
2013年 | コンタクトセンター竣工
櫻花衛房(中国)に出資し、子会社化 |
2014年 | 豪州の給湯器メーカーDux Manufacturingを買収し、子会社化 |
2015年 |
(株)長府製作所と資本・業務提携を締結 |
2021年 | 国際イニシアチブ「The Valuable 500」に加盟
Kangaroo International Joint Venture Companyの 株式取得 |
<商品開発の歴史>はこちらから
以上
Topへ戻る