第6回ASEAN5+Jワークショップ2024
No.701 2024年11月
2024年10月4日に第6回ASEAN5+Jワークショップ 2024が開催されましたので報告いたします。
■第1回(神戸)WS報告はこちらから
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■第5回(ハノイ)WS報告はこちらから
10月4日に第6回ASEAN5+Jワークショップが、フィリピン・マニラ近郊にて開催された。本ワークショップはASEAN5か国(フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム)の工業会(ベトナムのみ学会)と日冷工とで実施しているエアコンの省エネと冷媒転換等に関する法規制動向と業界対応に関する情報交換会である。2018年神戸、2019年タイ・バンコク、2021年マレーシア(オンライン)、2022年インドネシア・ジャカルタ、2023年ベトナム・ハノイに続いての6回目で、今回はフィリピンPAIAがホスト(日冷工との共催)となり、対面にて開催された。
フィリピンPAIAの Peter Villanueva会長、日冷工 岡田専務理事の開会あいさつに続いて、フィリピン DoE(エネルギー省)のビデオプレゼン、同DTI-BPS(通商工業省-フィリピン規格局)による、フィリピンの法整備状況や製品認証スキームのプレゼン、同DENR(環境天然資源省)によるキガリ批准に向けた国内取組みのプレゼンの後、日本(JRAIA)、フィリピン(PAIA)、マレーシア(MACRA)、タイ(FTI-Aircon Club)、インドネシア(GABEL)、ベトナム(VISRAE)の順で各国の冷媒転換や省エネへの取組みを報告。続くQ&Aのセッションにて、環境ダンピング発言に端を発する効率規制の動きの、各国の受止めを共有した。並行して、ASEAN 5+J 6カ国工業会の協力に関するMOUへの調印を行った。最後にPAIAボードメンバー Carlo Pineda氏のあいさつをもって成功裏にワークショップを終了した。
今回で6カ国一巡し、次回は日本にて2025年神戸シンポとの併催を予定している。
ワークショップ後、PAIA関係者を交えたFellowship Dinnerが催され和やかに交流を行った。
写真:第6回 ASEAN5+Jワークショップ
以上