ICARHMA本会議2024 参加報告 ブラジル

印刷

No.700 2024年9月

2024823日にICARHMA本会議がブラジル・サンパウロにて開催され、国際部より参加しましたのでご報告いたします。


■前回ICARHMA2023報告はこちら

 ICARHMA(International Council of Air-Conditioning, Refrigeration, and Heating Manufacturers Associations)は、主要各国の工業会(11団体)が連携し、地球環境問題を中心に世界的な業界関連課題に対する立場や対応を協議する目的で、1991年より、各工業会の持ち回りで年2回開催している(うち本会議&中間会議各1回)。

今回はブラジルABRAVA主催で対面形式にて開催。今回は8団体14名(ブラジル(ABRAVA)、米(AHRI)、豪(AREMA)、中(CRAA)、欧(Eurovent)、カナダ(HRAI)、韓(KRAIA)、日(日冷工)が出席した。

 本会議前日には、交流イベントの一環としてHVACR関連の研修施設(Escola SENAI(日系はFGが参画)も視察した。

本会議では、各国の工業会担当者より、業界の注視事項を説明。各国の政策担当者向けに業界スタンスをアピールする為の共同声明書発行の提案あり、次回中間会合に向けてコメント内容を検討継続する。加えて、ゲストスピーカー講演では、ブラジルの鉱山エネルギー省(MME)省担当者より、ブラジル政府のエネルギー効率政策、国立計量標準化産業品質研究所(INMETRO)担当者よりブラジルのラベリング制度を説明された。

次回は、中間会合をAHRExpo開催にあわせ2月9日(日)米国オーランドで開催、本会議は欧Eurovent主催で、2025年9月下旬にチェコ・プラハで対面開催を予定している。

 


ICARHMAメンバー集合写真
写真1:集合写真



以上

Topへ戻る