タイ・バンコク OEWG45にて当工業会主催のサイドイベントを開催
No.692 2023年7月
2023年7月タイ・バンコクにて開催されたOEWG45(第45回モントリオール議定書締約国 公開作業部会)で、当工業会主催のサイドイベントを7月3日 (月)に開催しましたのでご報告いたします。今回のOEWG45での日冷工サイドイベントは、2050年カーボンニュートラル目標達成に向けた日本政府および、業界の取り組みを、広く周知させることを目的に開催しました。
会議冒頭、環境省・大澤室長補佐より2050年カーボンニュートラル目標達成に向けた日本のHFC排出削減の取り組み及びIFL(フルオロカーボン・イニシアティブ)活動の取り組み(写真1)、経済産業省・山田課長補佐より日本のオゾン層保護法に基づく割当制度及びトップランナー制度を説明いただきました。(写真2)
写真1:環境省 大澤室長補佐
写真2:経済産業省 山田課長補佐
続いて、当工業会 岡田専務理事より2050年カーボンニュートラルに向けた当会の方針と取り組みを説明後(写真3)、ヒートポンプ・蓄熱センター旭課長よりヒートポンプの重要性と貢献効果を紹介しました。(写真4)
写真3:岡田専務理事
写真4:ヒートポンプ・蓄熱センター旭課長
加えて当会グローバル委員会四十宮委員長より直膨空調やグリーン冷媒の必要性をアピールしました。(写真5)
写真5:グローバル委員会 四十宮委員長
岡田専務理事より閉会挨拶に合せて、神戸シンポジウム (2023年)とHVAC&R展示会(2024年)の紹介と参加要請を行いました。 各国オゾン担当官ならびに業界関係者 約40名が出席され、質疑応答からは日本の取組みに対する関心の高さがうかがえました。
(写真6)
写真6:サイドイベントにて
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なお、OEWGの前日7月2日(日)には、モントリオール議定書の推進強化に向けた1日ワークショップが開催されたのに加え、OEWG会期中5日間において、計22件の業界関係団体やNGOによるサイドイベントが会場内で実施されました。(写真7)
写真7:会場の写真
UNEP(国連環境計画)が主催するモントリオール議定書締約国会合 (MOP)では、オゾン層保護に加えてHFC削減を目指すべく各国が協議を重ねており、事前にOEWG(公開作業部会)にて各国オゾン層保護担当部署(NOU)の担当官含めた政府関係者が一堂に会して事前協議を行います。
今年は7月3日~7月4日に開催、5日間に及ぶ会議には各国NOU担当官や業界関係者等、約500名が出席しました。 本会議内容は、引き続き今年11月に開催予定のMOP35で更に継続検討される予定です。
写真8:サイドイベント ランチ
(クロワッサン サンド)
バンコクは日本と同様で美味しいものがなんでもあります。スターバックスも各駅にありますし、大戸屋やマクドナルドも方々にみかけます。
写真9:サイドイベント ランチ
(スイカ・ドラゴンフルーツ)
暖かい地域の果物は甘みも増してジューシーで美味しいですよ!
過去のイベント
■MOP34(2022年11月 カナダ・モントリオール)
■MOP31(2019年11月 イタリア・ローマ)
■OEWG41(2019年7月 タイ・バンコク)
以上
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