ダイキン工業 早期点検WEBセミナー開催 「夏本番!エアコンの試運転やってますか?」
No.676 2021年5月
ダイキン工業殿がエアコンの試運転を紹介するWEBセミナーを開催しましたので、報告致します。
ダイキン工業株式会社は、会員サイト「CLUB DAIKIN」※1の登録者を対象としたWEBセミナー「エアコンお手入れと試運転がおすすめの理由」を4月27日に開催した。同セミナーでは、エアコンが不可欠な夏を迎える前に、ぜひ実施していただきたい「エアコンの試運転とお手入れの方法」について紹介した。また同セミナーで紹介した内容をセミナー参加者以外の多くの人に知ってもらうため、ダイキン工業公式YouTubeチャンネルにてセミナー動画を一般公開している。
セミナー動画
エアコンが使えない熱中症リスク
今回のWEBセミナーは、ダイキン工業が2016 年から継続的している「エアコンスイッチオン!キャンペーン」の一環として実施したもの。同キャンペーンでは、本格的な夏を迎える前に一般の方に向けてエアコンの試運転実施を呼びかけている。同社では毎年、暑くなってきた7月頃にエアコンの修理・買い替えに関する問い合わせがピークを迎えている。いざ暑くなってから初めてエアコンを運転し、万が一不具合に気付いてメーカーや販売店に問い合わせても、修理や買い替えが込み合っていてすぐに対応できないというケースがある。夏本番にエアコンが使えなくなると、暑い中を不快に過ごさなければならないというだけでなく、熱中症のリスクも高まる。こうした事態を避けていただくため、メーカーから毎年、エアコンの試運転実施の呼びかけを行っている。
同セミナーは、新型コロナウイルス感染か拡大の状況を鑑み、「エアコンスイッチオン!キャンペーン」では初となるWEBセミナーの形式で開催された。試運転の実施方法に加え、在宅勤務等でエアコンの使用時間が長くなっている今年、特に注力してもらいたエアコンのお手入れについて、より多くの生活者の方々にお伝えしたいとの思いで企画した。
ダイキン工業が今年3月に行った調査※2では、2020年12月~2021年2月の一般家庭でのエアコンの暖房使用時間が前年同時期の1.5倍、在宅勤務した方では1.8倍と、特に在宅勤務をしていた世帯では約2シーズン分の運転をしていたことがわかっている。長時間のエアコン使用による負荷や汚れなどの状態によっては、夏の冷房使用時に不具合が発生する可能性が例年以上に高まる可能性がある。
そうした中、同調査によると夏前のエアコン試運転をこれまでに実施したことがある人は約4割で、その割合は毎年着実に増えている。一方で、試運転をしない人の約3割が「やり方がわからない」、2割弱が「必要と思うが忘れる」ことを理由に試運転を見送っていることも判明した※3。
そこで同セミナーでは、この冬にたくさん仕事をしたエアコンのお手入れ方法や、意外に知られていない試運転の手順について、実施したほうがよい理由と具体的な方法を、実演動画を交えて紹介した。当日は全国から約240名の方が参加し、質疑応答の時間には「フィルター清掃以外に電気代を抑える工夫は?」「熱交換器はお手入れしたらいいか?」「試運転をして不具合が見つかった時はどうしたらいいか?」といった質問が挙げられ、エアコンの試運転やお手入れへの関心の高さが伺えた。
本格的な冷房シーズンを迎える前に、試運転を通じて不具合を早期発見し対処していただくため、同社では今年も「スイッチオン!キャンペーン」のもと、WEBサイトやポスター、チラシ等を通じたエアコン試運転のさらなる啓発活動や、正しい実施方法の認知向上に取り組んでいる。多くの人に安心で快適な夏を過ごしていただくため、今回のセミナー動画を通じて正しい試運転の方法を知っていただきたいと考えている。
※1購入したダイキン製品をマイページで一括管理したり、製品のお手入れ法や生活に役立つ情報を入手したりすることができるダイキン工業の会員サイト
※2ダイキン工業「コロナ禍の冬のエアコン使用実態調査」(2021年3月)
※3ダイキン工業「エアコン試運転に関する調査」(2021年3月)
以上
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