バンコク RHVAC 2019 出張報告
No.666 2019年11月
第12回Bangkok RHVAC 2019 & 第8回Bangkok E&E 2019においてHVAC&R JAPANブースを出展し、2020年3月開催のHVAC&R JAPAN 2020をPR。現在ASEAN5か国と我が国との冷凍空調分野における連携を推進中で、このブースもタイ工業会(FTI)よりブース交換の要請を受け、Bangkok RHVACに出展いたしましたので報告します。その他 海外展示会報告
■中国制冷展(CR2019)(2019年4月 中国 上海)はこちら
■AHR EXPO 2019(2019年1月 米国 アトランタ)はこちら
1.概要
名称:The 12th - Bangkok Refrigeration, Heating, Ventilation, and Air-
Conditioning 2019
The 8th - Bangkok Electric and Electronics 2019
会期:25-28 September 2019
Trade days: 25-27 September 2019 (10.00-18.00 hrs.)
Public days: 28 September 2019 (10.00-18.00 hrs.)
会場:Bangkok International Trade & Exhibition Centre (BITEC)
主催: Department of International Trade Promotion, Ministry of Commerce,
Royal Thai Government
共催:Air Conditioning and Refrigeration Industry Club, The Federation of
Thai Industries
The Electrical, Electronics, Telecomunication and Allied Industries Club,
The Federation of Thai Industries
2.開催規模
出展者数 :400社、来場者数:14,000人
(前回:332社、来場者数:11,357人)
展示エリア面積:20,858㎡
展示会場 :EH98、EH99、EH100の3ホールを使用
図:BITEC展示ホール配置
3.出展内容
HVAC&R JAPANブースは、ホールEH100にて出展。
ブースにて来年開催のHVAC&R JAPAN 2020をPR。英文チラシ200枚を準備し、配布。来場者は地元のローカル業者を始め、インド系、中国の業界関係者が多く見られた。中国制冷展の時と同様に、HVAC&R JAPANには関心があるが、日本への渡航の際の入国ビザについて質問されることが多々あった。
写真1:登録受付
【オープニングセレモニー】
9月25日10:00AM オープニングセレモニーが開催
写真2:オープニングセレモニー
4.所感等
日本や中国の展示会に比べ、大手の空調メーカーの出展が少ないためか、大小間ブースがなく、せいぜい最大で15小間程度の小間割となっている。出展者数は400社とHVAC&R JAPANの2倍の規模数で、トータル小間数も1050小間と日本の展示会を上回る(HVAC&R JAPAN 2018は210社、802小間)展示会ではあるが、会場の天井が高く、メイン通路が広く設定され、ブースも高い造作物が少ないため、ゆったりした会場設営となっている。また、メインステージを構えて集客するブースも少ない(1日1~2ステージ程度)ため、大音量がなく静かで落ちついた展示会であった。
空調大手ではHAIER、MIDEA、GREE、DAIKIN、前川製作所などが現地法人で出展していた。一方、日本では見かけないローカルの製品メーカーや部品メーカーが多数出展しており、自社の製品やサービス技術をアピールしていた。
ローカルメーカーでの自然冷媒コンプレッサ(R290)製品の展示も見られた。
写真3:会場内
写真4: SAIJO DENKIのR290室外機 写真5: DAIKINブース
写真6: TOSHIBA&Midea 写真7: 前川製作所
写真8: Haierブース 写真9: Haier 4方向天カセグリル
LG、日立、三菱電機、パナソニックなどは、自社ブースの出展はないものの、販売代理店、ディストリビューターなどの業者が様々な部品や製品を展示していた。
写真10: Panasonic製ナチュラルチラー 写真11: LG製コンプ、他部品の展示
中国からの出展者を集結したCHINAパビリオンが設置され、多くの中国企業が軒を並べ、中国企業の活気と勢いを感じられた。
写真12:CHINAパビリオン
最終日の28日はPublic Day。
入場登録不要のため、業界関係者だけでなく、地元住民の家族連れや学生、一般観光客が入場可能に。各社のカタログやノベルティ等を集めていた。
写真13: Public Dayの会場様子
以上
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