13th IIR-GUSTAV LORENTZEN CONFERENCE参加報告
No.658 2018年7月
IIR主催の13th IIR-GUSTAV LORENTZEN CONFERENCEに、当工業会代表として、三菱電機 山下氏が参加して、発表を行ったので報告する。(写真)
GUSTAV LORENTZENは2年に1回開催されている自然冷媒をテーマにした国際シンポジウムである。
1.概要
名称:13th IIR-GUSTAV LORENTZEN CONFERENCE
日程:2018年6月17日~20日
場所: Universitat Politecnica de Valencia, Spain(バレンシア工科大学)
主催者:IIR(International Institute of Refrigeration;国際冷凍学会)
論文発表数:182編(日本:18編で5位)
参加者:299名
※今回のGUSTAV LORENTZENは、最近の3回のうちで、論文数及び参加者数とも最も多かったようである。
プログラム:Equipment and Systems
Properties, Processes and Components
Technology Implementation; Safety, Regulation and Market
Sorption
Transport and MAC
2.当工業会からの発表内容及び所感
当工業会からはSTUDY ON CFD ANALYSIS OF REFRIGERANT LEAKAGE AND IGNITION SOURCE ABOUT BUILT-IN REFRIGERATED DISPLAY CABINET USING R290というテーマで、内蔵ショーケースリスクアセスメントWG3におけるHC冷媒を使用した内蔵ショーケースに関するリスクアセスメントの検討内容を発表した。当工業会のプレゼンスを高められたものと思われる。
次回の2020年のGUSTAV LORENTZENは、2020年12月6日~9日に、日本の京都(京都国際会議場)で開催される予定である。2020年12月10日~11日には、当工業会主催の「環境と新冷媒 国際シンポジウム」(神戸シンポジウム)が神戸国際会議場で開催される予定であり、GUSTAV LORENTZENとの連携を予定している。神戸シンポ共々、今年よりも更に盛大な大会になることを期待する。
写真:山下氏の発表の様子
以上
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