AHR EXPO 2017 視察報告
No.649 2017年2月
2017年1月30日~2月1日、米国ラスベガス ラスベガスコンベンションセンターにおいて、米国最大のHVAC&R展示会AHR EXPOが開催されました。
The International Air-Conditioning, Heating, Refrigerating Exposition(AHR Expo)は、85年の歴史があり、世界最大といわれる空調冷熱展です。毎年1月の米国内での開催となっています。 米国冷凍空調学会と米国冷凍空調工業会の共同開催で、学会の冬季会議と同時開催となっており、来年1月はシカゴ、再来年はアトランタ、3年後はオーランドと開催場所が既に決まっています。
写真1:AHR EXPO会場外観(展示会場内は撮影不可のため、外観のみ)
AHR EXPOには、主要な空調関連企業だけでなくソフトウエアなどのベンチャー企業や部品・素材・ツールメーカーなど2000社以上が出展。日本メーカーは、ダイキン工業、パナソニック、富士通、日立、東芝、三菱電機、荏原製作所、鷺宮製作所、サンデンなどが参画し、新製品・技術をアピール。会期中、約6万人の来場者があり、新製品、技術の展示に加え、積極的な商談が行われました。
写真2:AHR EXPO会場外観
写真2:AHR EXPO会場外観
また、AHR EXPOに先駆け、1月29日にICARHMA(The International Council of Air Conditioning, Refrigeration and Heating Manufacturers Associations; 冷凍空調暖房工業会国際評議会)の中間会議が開催。米国、カナダ、欧州、豪州、ブラジル、中国、韓国、日本などの冷凍空調暖房業界の工業会担当者が集まり、キガリ合意以降の各国の取り組みおよび重点課題について共有しました。(写真3)
尚、ICARHMA年次会議は10月に韓国ソウルにて開催予定です。
写真3:ICARHMA中間会議の出席者
以上
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